HSPに営業職はムリ

どうもこんばんは。Qたろうです。

 

突然ですが、私はHSPです。

 

HSPとは(Highly Sensitive Person=ハイリー・センシティブ・パーソン)の頭文字を取ったもので、要するに”繊細さん”です。

 

特に医者に診断してもらったわけではありません。ただ自分でこの言葉を知り、調べていったらたぶん自分はそうかも、と思ったのです(ちなみに私は前回も言いましたが双極性障害で精神科に通院しています)。

 

HSPは簡単に言ってしまえば、生まれつき感受性が強く、敏感な気質を持った人を指します。

 

特に病気ではありません。あくまで気質です。ただ、割合的に5人に一人がHSPだと言われています。

 

私は特に人の言動に敏感で、いつ注意されるか、怒られるかビクビクしていました。周囲の目も気になって、神経が休まりません。

 

非常に生きづらいです。

 

そんな私が営業職に就いているのはそもそも無理があるのです。

 

営業職は

 

1.ノルマがある

 

2.数字でガチガチ詰められる

 

3.高度なコミュニケーションスキルを求められる

 

4.マルチタスク(一度にいくつもの仕事を同時行う)をこなせる

 

というのが主な特徴です。

 

つまり精神的圧迫に耐えられ、周囲とのコミュニケーションを円滑に回せ、一度にいくつもの仕事をこなせなければ務まらない仕事なのです。

 

私はそれまで会社に恵まれてきたこともあり、そこまで追いつめられることなく営業職を30年やってしまいました。もっとも頑張りすぎて、精神疾患にかかってしまったわけですが。。。

 

今の会社はまさに上記4項目に当てはまるのです。今は在宅勤務なので、まだ救われているのかもしれませんが、基本的に今の仕事は不適格です。

 

毎日心が休まりません。明日が来るのが怖いです。

 

せっかく拾ってもらった会社ですが、精神的にもう持たないです。うっすら退職を考えています。

 

でも、たぶん次の転職先はもうないでしょう。54歳の中高年を拾ってくれる会社はさすがにもう皆無です(私もこれまで10社転職し、そのうち2社は今の会社を入れて奇跡的に50歳過ぎで入れましたが)。

 

今にして思えばこのHSPの気質を若いうちから認識していれば、営業職にも就かず、別の自分の特性に合った仕事を探していたでしょう。転職10回はその残骸です。そして精神疾患のオマケつきです。

 

ここまでのわが仕事人生は、最悪で大失敗です。

 

でもまだ人生は終わったわけではありません。

 

ですので、気が付いた今、ここから仕事人生を変えて挽回したいと思っています。

 

ネットビジネスもそうですし、偶然見つけた包丁研ぎの仕事をチェックしています。

 

元々一つのことに集中するほうが性に合っていますし、人間関係のわずらわしさもそう多くない。

 

というわけで、決定したわけではなく、まだ思いつきの段階ですが、会社員以外の新たな仕事を見つけようと思います。

 

例え人生が残り少なくなったとしても、毎日楽しく仕事をしたいです。それが夢で、今まで味わったことのない経験をしたいです。

 

今日は特に学びはありませんが、世の中にはHSPという人が少なからずいるということ、そしてその多くはたぶん生きづらさを感じているということを言いたかったわけです。

 

イキイキした人生を送る権利は誰にでもあります。

 

要はそれを真剣に考え、行動に移すか。

 

それで人生は変わると思います。

 

頑張ります。

 

では今日はこのへんで。