Webライティングは割が合わない

どうもこんにちは。Qたろうです。

 

ご無沙汰しております。

 

先月の16日をもって会社を退職し、保険や年金の手続きをしつつ、ハローワーク雇用保険の手続きをしたりと忙しい日々を送っておりました。

 

そんな中

 

副業でクラウドソーシング、つまり私の場合ランサーズですが、それでWebライティングの仕事をしようといくつか応募したものの、なかなか採用されずもやもやしておりました。

 

ただ色々情報を取ったり、自分で実感してみて、これはちょっと進めるにはどうかなと思いました。

 

結論から言いますと、Webライティングの仕事は止めます。理由は以下の通りです。

 

1.単価が安いのに、納期が短い

 

2.案件によっては記事数が多く、完遂しないと代金が支払われない

 

3.所詮下請けで書き続けなければ稼げない

 

4.Webライティングは自分の資産にならない

 

1.単価が安いのに、納期が短い

Webライティングは一文字いくらの世界で、文字単価が高ければ、記事の料金も上がります。この世界では大体1円くらいが良識的な単価です。

 

ざっと案件を見回しました。単価はかなりばらつきがあります。ですが、基本安いです。

良質な案件で1~1.5円。ですが今現在は、こういった案件は少ないです。ほとんどが1円以下というのが現実です。0.3円くらいが相場です。ひどいのになると0.15円とか結構ザラです。

 

一方納期は発注から一週間というのが、おおよそのスタンダードです。

 

しかし、この一週間という納期は、初心者にはかなりタイトに感じます。以前仕入れた情報では、Webライティングの仕事は、発注者側がマニュアルを用意していて、それに沿った記事を作成するだけでOK的なことをいっている人がいましたが、今はその割合は相当減っています。指定したキーワードはありますが、基本オリジナル記事を求められます。こうなると対応する側にとってかなりきついです。しかも、初心者ならなおさらですが、投稿記事が一発で採用されるとは限りません。おそらく何度かダメ出しをされ修正を要求されます。

 

その苦労を考えると一週間という納期はあっという間と思います。

 

2.案件によっては記事数が多く、完遂しないと代金が支払われない

 

Webライティングももちろん、発注者との契約関係になります。ですが、先ほど申し上げた単価や納期の件も含めて、クラウドソーシングを経由した契約は、受注者にとってはあまり美味しくありません。

 

これは案件によりますが、大体5~10記事を納品して了承された後、初めて支払いが発生するというのが一般的です。中には毎週1記事で20記事で完了、支払いというのがありました。単純計算で支払いは半年後しかも報酬が5000円とか1万円とかです。

 

確かに考え方によっては、自分は初心者、半年は経験を積むための期間だと思うのも一理ありです。

 

ですが自分にとっては果たして本当に経験になり、ライティング技術の向上につながるのか疑問です。前述で記事の修正を求められると書きましたが、聞いた話では発注者によっては、ダメな部分の指摘をするだけでどのように修正すればいいのか、アドバイスがないパターンがあるそうです。

 

3.所詮下請けで書き続けなければ稼げない

もはや大前提といえばそれまでですが、クラウドソーシングは仲介業で、発注者と受注者を繋げるだけの存在です。ですが、受注者は所詮発注側の下請けに過ぎず、言いなりです。単価も納期も全て相手にゆだねられます。要は受注者は弱者ということです。

 

そしてこれが最も厳しいのですが、収入を得るためには常に受注し、書き続けなければなりません。途絶えた時点で収入もストップします。ですので常に自分をアピールし、受注に結び付けなければなりません。ただ、発注者と信頼関係が築かれれば継続的な受注は見込めると思います。

 

また信頼関係が生まれれば、クラウドソーシングを離れて、個人契約までこぎけられれば単価も上がるでしょうし、追い風になるでしょう。

 

ただそこまでいくためには相当な時間と労力を必要とするわけです。

 

4.Webライティングは自分の資産にならない

記事を納品し、承認された時点でその記事は自分の手から離れます。

 

発注者側のものになるので、いくら自分が書いた記事といってもそれを勝手にほかに掲載したり、発表することはできません。

 

つまりWebライティングの記事は、いくらクオリティーが高いものであっても自分のものではなく、個人の資産にならないのです。そういう面から見ても、ライターにとっては積み上げがなく、ただの消耗品でしかない感覚になります。

 

まとめ

以上の理由から、Webライティングの仕事はライターからすると決して旨味のあるものではないと、私は思いました。

 

当初はライティング技術を磨きながら、お金も稼げるという先入観で取り組もうと考えていたのですが、実際一件受注して、納品までした経験と色々情報を取っていくうちにこれが自分にとって実になる仕事なのだろうかと思いました。

 

結局、作業・労働の一環です。書き続けなければ収入にならない。それは普通の会社員やアルバイトの働き方と変わりありません。即金性という意味で言えば日雇いのバイトの方がましです。

 

以上Webライティングについての自分の所感を述べさせていただきました。

 

自分はこの選択肢は外そうと思います。

 

では。