過酷な中高年の再就職活動

どうもこんにちは。Qたろうです。

 

今回は中高年の再就職についてお話したいと思います。

 

前回お話の通り、私は精神疾患を患い会社をクビになってしまいました。

 

ですので否応なく再就職をしなければならない環境に置かれました。

 

私はクビになったときに病気だったので療養が必要でした。

 

そんな中でもインターネットを使って就職活動をすることにしました。

 

いわゆる転職サイトに登録し、応募をしたのです。

 

しかしこの時点で中高年の再就職の厳しさを思い知らされました。

 

登録したのはリクナビNEXTDODAマイナビ、エン転職、Type。もっと登録すべきかとも思いましたが、この登録というやつが実にやっかいで、参りました。

 

とにかく記入欄が膨大でこと細かく書かなければならないのです。まずそこでやられました。

 

もちろんこっちも本気なので、出来る限り詳細に、自分のこれまでのキャリアを思い出しながら記載しました。ちなみにいうまでもありませんが、私の就職活動はクローズ、つまり障碍者を隠してのものでした。

 

今の家庭でパソコンやプリンターを持っているのは当たり前だと思いますが、持っていないと、もうそれだけでアウトです。ネットの活動は基本的にできません。企業側もパソコンの操作ができるのを、ベースにしているわけです。

 

こうして苦労して作成した履歴書、職務経歴書のシートを登録し、希望する企業へ応募するのですが、問題はここからです。

 

私の場合、返信はほぼ一次選考で落ちました。

 

ほとんど応募したのはリクナビDODAでしたが、それはマイナビとTypeは登録をしても企業紹介はおろか返信がなかったのです。確かマイナビはあなたに紹介できる会社は現在ありませんとか、そういう返信が一回あったような。

 

つまり、応募者は登録の時点でサイト会社に振り分けされるのです。私のような中高年は最初から、紹介しても見込みなしと判断されたのでしょう。

 

転職サイトはみんな表向きはいかにもよさそうなことを詠います。

 

ですが現実は違います。見込みのない、いわゆる商品にならない応募者は最初から切り捨てるのです。

 

私はネックはもう年齢だと思っています。今はビズリーチなど中高年向けのサービスもありますが(あれはあれで敷居が高いです)、名前の知れている転職サイトは基本若者向けです。

 

若者、大体20代から30代前半だと思いますが、そこらへんの年齢層を狙ったサービスなのです。

 

決して無駄だとはいいませんが中高年の方々はあまり期待しないほうがいいでしょう。

 

ただ、まったく利用しないほうがいいとも言えません。それはある秘密があるからです。(それはまた別の機会にお話しします)

 

こうして応募しては落ち応募しては落ちを繰り返し大体60社くらいですかね。そんな状況が続きました。

 

そこで気づいたのは今更ですが、自分のキャリアの生かせない業界、職業にせっせと応募してもほぼ無意味であること。中高年の就職は中高年というだけで、職業の選択が極端に狭くなります。残念ですがこれが現実です。ですので必然的に追う会社も自分のキャリアを生かせる業界に、必然的に絞られてきます。

 

ですがその業界がいつも募集をかけているかどうか定かではありません。まったく募集しない日もあります。

 

ですので、何百何千の企業に応募できるわけがないのです。もしやっているならば、業界を見境なく応募していることになります。はっきり言って徒労です。時間と労力の無駄です。

 

中々難しいのですが、そういう意味で自分のキャリアの棚卸、掘起しが必要と言われているのです。

 

もちろんチャンスを掴むという意味では数多く当たるほうが確率的には高いです。

ですが、中高年は同時に自分の価値を考えながら活動する必要があるのです。

 

だから簡単ではないのです。

 

私も当時、転職サイトでまず現実の厳しさを痛感しました。

 

しかしサイト自体からも拒否されると本当に凹みますね。

 

次回に続きます。

 

では。