精神疾患にかかったことありますか?

どうもQたろうです。

 

今日は在宅ワークが捗らなくて、気分転換にこのブログを書いています。

 

突然ですが皆さん精神疾患にかかったことがある方、今も治療中の方は

 

いらっしゃいますか?

 

実は私は精神疾患を患っています。精神障害福祉手帳3級を持っています。

 

病名は双極性障害、いわゆる躁うつ病です。

 

原因は仕事のし過ぎです。

 

あるきっかけから目いっぱい仕事頑張ろうと決心して、朝、昼、晩と時間を

 

無視して働きづめました。

 

と、目いっぱい頑張ってた5か月目。

 

突然夜眠れなくなりましてね。

 

最初はあまり気にせず、2,3日で疲れて普通に眠れるだろうとたかをくくっていた

 

のですが、一向に眠れません。それが一週間続いて段々と体調を崩していきました。

 

そりゃそうです。だって寝ていないんですから。

 

とにかく頭が興奮状態になっていて眠れなかったのです。

 

さすがに自分でも怖くなって係りつけの医者に駆け込みました。

 

先生に開口一番「どうしたの?顔色がとても悪いよ」と言われてしまいました。

 

そこで診察を受けたら「抑うつ症状」と言われました。抗うつ剤精神安定剤、睡眠

 

安定剤を処方され、「必ず飲むこと。自分の判断で勝手に止めないこと」と強く言われました。

 

まさか自分が「うつ」だとは。かなりのショックを受けました。自分はただ目いっぱい

 

働いていただけなのに。でも確かに性分として一度やりだすとブレーキが利かなくなることはありました。

 

処方された薬を飲んで眠れるようになりました。が、まったく治った気分がありません。ずっとこのまま薬を飲み続けないとまともに眠れないのかと不安になりました。

 

それでもなんとか踏みとどまって仕事は続けていたのですが、だんだんと無気力になり

体調は一向に良くならずとうとう休職することに。その間、係りつけの医者から紹介状を書いてもらい、専門のメンタルクリニックに移ることになりました。

 

休職期間は一か月半と短かったのですが、復帰しました。でも、その三か月後、私を

 

待っていたのは解雇の文字でした。

 

あれで私の人生は大いに狂ってしまいました。もう48歳。再就職の道があるのかさえ

 

断言できないほど追い詰められました。

 

このように精神を患うと大変なことになります。人生終わります。

 

まだ患っていない人は仕事を頑張りすぎないこと。この病気はいくらでも引き金があります。いくら仕事を頑張っても、それで精神やられたら元も子もないですよ。

 

それと残念ながらかかってしまった人。絶対に会社にカミングアウトしてはだめです。

正直、社会はまだこの病気に対して理解は深くないのが現実です。雇う側にしてみれば

一見病気かどうかさえ分からず、何かの拍子で発症し事故でも起こされたらたまったものではありません。すぐに解雇します。

 

ですので、職を失いたくないのであれば薬を飲みながら、黙っていましょう。次の仕事を見つけられたらその限りではありませんが。

 

そして病気がもとで職を追われてしまった人へ。

 

大変に残念で遺憾です。心中お察しします。

 

ですが、結果が出てしまったものは仕方がありません。まずは病気を療養しながら次の仕事を探しましょう。

 

辛い前提ですが、こうなった場合家族の理解と協力が必要です。

 

精神疾患はまだまだ社会的認知の低い、病気です。簡単に受け入れてくれるところは

まずありません。

 

仕事を探すとすれば取るべき方法はふたつ。

 

まずひとつめは療養しながら、相手に病気であることを隠しながら探すことです。

 

見た目分からないので、やれる自信のある方はこの方法で行っていいと思います。

 

ですが、いわゆる健常者扱いになるので、入ったあとが大変であることを覚悟しておきましょう。ハンディを背負いながら我慢するしかないのです。正直あまりお勧めできないのですが、今の寛容なき社会で生きていくには仕方がないかもしれません。

 

もうひとつは障碍者雇用で仕事を探す方法。

 

これは病気を隠す必要はありません。先方も病気であることを理解したうえで対応してくれます。これはだいぶありがたいことだと思います。精神的に救われます。

 

ただしそれゆえ厳しい現実もあります。

 

まず極端に賃金が安いこと。これはある意味道理で、障碍者は会社にとってはっきり言えば戦力とみなしていません。ですので、補助的な業務が多くそれゆえ給与も格段に安くなります。とても家族を養えるほどのお給料は貰えません。

 

それとこれは前段につながっているのですが、ほとんどが契約社員かアルバイトです。

正社員の道はほとんどありあせん。これも厳しいことを言えば、会社が戦力とみなしていないからです。

 

最後に募集している職種が圧倒的に事務職であること。

 

前職が営業やってましたなんていうのは最悪なミスマッチで、まず相手にされません。

 

事務職は正社員でも競争率が高いのに、障碍者枠になるとさらに厳しくなります。

 

そんなわけで障碍者雇用も簡単ではありません。

 

結局のところ、残念ながら日本社会は、というか日本の会社は障碍者、特に精神障碍者には優しくないんですね。

 

ですのでとにかく自衛をしっかりしなければなりません。まずは精神疾患にならないこと。そのためには頑張りすぎないことです。経験者が言うのですから間違いありません。

 

そしてなってしまったら、まずは療養しましょう。そして家族の協力を得ながら地道にやっていきましょう。決してそれだけで生活がせきるわけはありませんが、障碍者年金もありますし、自立支援医療受給者証も発行してもらえば、病院代も安くなります。

この際利用できるものはなんでも利用しましょう。

 

皆様のご健康を心からお祈りしております。

 

では今日はこのへんで。