チャンスは突然やってくる
どうもこんにちは。Qたろうです。
前回からの続きの話です。
結局、その会社は2年で退職することになりました。自分なりに馴染もうと頑張ったつもりですが、どうしても馴染めなくて。仕事にも環境にも人間関係にも。
転職先は決まっていませんでしたが、また精神疾患が酷くなってきたのでこれ以上悪化したらまずいと思い、退職しました。
51歳の夏。また再出発です。
当時自己都合の退職で、失業保険も通常は3か月の待期期間があるのですが、私は精神疾患持ちだったので、通院しているメンタルクリニックの主治医のアドバイスで、診断書を作成してもらい、ハローワークに持っていくと、待機が1週間に大幅に短くなり、支給期間も1年と大幅に長くなりました。
ハローワークでの活動も、健常者の窓口ではなく障碍者支援窓口に変わりました。
でも、健常者と同じ一般枠、いわゆるクローズでの応募も出来るので、気になりませんでした。
また、障碍者コーナーには、就労支援アドバイザーもいて、心強かったです。
ハローワークは私の感想としては、障碍者窓口は充実しています。大体外国籍の方の就労支援と若年層の支援と同じコーナーにありますね。
失業保険はすぐにもらえて、一年支給期間があって、それに私は障碍者年金も貰っていたので、金銭的不安も覚えず就職活動に専念できました。
前回の教訓から私はほぼハローワークに絞って就職活動をしました。
もちろんリクナビやDODAも見たり、広告チラシもチェックしていました。ですが案件と年齢的なマッチングはハロワが一番話が早かったのです。
実際応募して書類選考を通過したのが10社中3社とそこそこの確率だったのです。
ですがもちろん採用されなければ意味がありません。
そんな中、以前お話したリクナビから紛れ込んできたある人材会社から、ある案件を頂きました。
そこは東証2部のそこそこの中堅の電子部品メーカーで、私の履歴書を見て一時面接をさせてもらうことになりました。
履歴書や職務経歴書はすでに人材会社に提出しているので、自分でわざわざまた作る必要がありません。企業側がそれを見て、はまりそうな人材だと思ったら、面接の打診をし、人材会社はそれを段取りするのです。
ですので書類選考はすでに通過しており、一次面接へとスムーズに。結果は面接も無事通過。これはいけそうだと思ったのですが、次の難関がありました。
ネットによる筆記試験があったのです。私はこの筆記試験がどうにも苦手でした。ですがそんなことも言ってられません。慌ててSPIのテキストを買って一夜漬けですが、勉強をしました。
そんなこんなで必死に受けた結果、筆記も無事通過。
そして最終社長・役員面接です。
場所は本社のある大阪でした。新幹線に乗って東京からはるばる行きました。でも観光気分は全くありません。ずっと緊張していたのを今でも覚えています。
それでも本番は結構リラックスして受け答えが出来ました。勿論満点とはとても言えませんが、なんとか無事やりきった感でした。
結果が来るのに一週間。あれは年末の12月28日。
人材会社から採用の一報を頂きました。
うれしかったですね。
前の会社を辞めて4か月。どうにか年内に就職できました。
私は結果人材会社の力で採用されたのです。
あのときは人生で最高の瞬間でした。
ですが、私の物語はこれで終わりではありませんでした。
それはまたの機会に。
では。